Ankiの作文デッキの作り方です。
中国語というタイトルにしておりますが、他の言語でも大丈夫です。
目次
1、準備
Ankiがインストールされていて、ネットにつながっているPC
ちなみにWindowsを使ってやりますが、Macでもあんまり変わらないと思います。
中国語(まなびたい言語)の教材
今回はコスモピアから出ている『口を鍛える中国語作文』というのを使っていきます。
Amazon上で試し読みできるので、もしよかったらチラ見してみてください。
最初の3つの単元まで読めます。
あらかじめ
☆キーボードで中国語(学びたい言語)の入力ができる
☆AnkiにアドオンのAwesomeTTSがインストールされている
という準備は終わらせています。
2、Ankiのノートタイプ設定
デッキを作っていきます。
まずはノート(どういう形式のカードを作るか)の設定です。
はじめにAddをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/f9dbbf6795bf8488b2847e4062da4a58.jpg)
いきなり入力画面が開くので、Typeの右側にあるボタンをクリック。
さらに新しいウィンドウがでてくるのでManageをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/13f1aaf8b55016b0195f7aac31b1643f.jpg)
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/07e818c320fb3c692f985860f0942396.jpg)
もうひとつ新しいウィンドウがでてくるので、
項目の中からclone:Basicを選びます。
(Basicを複製します)
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/d04b55f7097360382e0df7d8444468b9.jpg)
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/fb37b3c1e7828f5167e5ad02abb60b21.jpg)
これでノートの作成は終了です。
3、新規デッキを作る
一番最初の入力画面に戻って、デッキの右側にあるボタンをクリック。
新しいウィンドウがでてくるのでAddをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/6d1b1d09e44274d8668e82704668ed57.jpg)
新しいウィンドウが出てくるので、さらにAddをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/323abd997252f58319746417f8962776.jpg)
デッキの名前を入力して完成です。
これでデッキ作成の準備完了です。
4、入力
作文を訳文(日本語)、本文(中国語)の順で入力していきます。
tagは何も入れなくても構いませんが、私は問題集の名前を入力しています。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/86e0ec2a67e4e704a349a856d3292ae3.jpg)
すべて入力したらAddを押します。これで1枚完成! はやい!
好きな分量入れ終わったら、さいごにカードの調整をします。
音声再生、手書き設定など
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/21317b83691ec8bd3c74e64f92604b5e.jpg)
さきほどの入力画面のCardsをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/969177b4767cb6cb6a1134e1731a5a65.jpg)
テンプレこんな感じです。
表面に
{{Front}}
{{type:Back}}
裏面は
{{FrontSide}}
<hr id=answer>
となってると思うのでいじらずそのまま。音声つけていきます。
AddTTSというボタンをクリック。
![](https://buscesan.com/wp-content/uploads/2020/03/2020-03-17-12.53.06.jpg)
ざっくり左側が「どの言語をどのように読み上げてほしいか」
右側が「どこの文字列をどのタイミングで読み上げてほしいか」
を指定する部分です。
↑の内容で入力すると「解答確認の際に正解の中国語の文を読み上げる」という形になります。
指定が終わったらInsertというボタンをおして、さきほどのテンプレート画面に戻ります。
<tts service="googletts" pitch="0.0" speed="1.0" voice="cmn-CN-Standard-A">{{Back}}</tts>
みたいな文が裏面のテンプレートに入っていたらこれで完成です。
ちなみにPCでこのデッキをめくる時は
中国語キーボードで拼音を入力して作文するんですが、
iPadでやる時は手書き入力にしています。
↑こんな感じ。
Anki自作デッキ勢がふえたらいいな。
また何か新しく作ったら書きます。
おしまい。