マンガだけ読んでテストの点数上がらないかな~と不埒なことを考えている皆さんこんにちは。
日本史関連のマンガを集めておきましたよ。
積読リストと実際読んだもの記録がごちゃ混ぜなのでレビューはクールなものとアツアツなもの落差がすごいです。
いずれ全部読んで全面暑苦しくなるといいよね。
一応時代別にまとめてます。たまに更新します。
巻末の世界史編はただのおまけです。世界史をマンガで網羅するのはたぶん無理。
あと3か月で歴検受けるからいっぱい読むよ
目次
日本史関連の歴史マンガ(総合編)
とりあえず「マンガ読んで日本史の成績上げたいな~~」という全人類におすすめなのが
色んな出版社から出ている「まんが日本の歴史」。
私が買ったのはこの角川から出てるシリーズ。
漫画家が個別にとりあげる「歴史モノ」だけで全歴史を繋いでいくのってなかなか難しいんですけど、このシリーズが手元にあればとりあえず教科書に載ってる内容のものはほぼ全部カバーされているので良い。なんだったらこれだけ買っといてもいい。
昔「知識ゼロからこのシリーズ読むだけでセンター試験の成績を上げる実験」みたいなことをやってみたんですけど、ちゃんと上がりました。
正直言うと大人がこれを何回も通読するのは面白みに欠けるしキツい。
逆に小さい子供に「暇つぶし用のマンガ」として与えておくと勝手に何回も読んでくれて大学受験まで日本史に苦労しなくなるんじゃなかろうか。
(教科書と年代暗記の補助として強い、というだけで、実際の勉強は必要ですよ)
何回も読むのしんどいな~、と一度読んだきり寝かせていたのですが、
ヨッシャ、日本史関連のマンガいっぱい集めてつなげるぞ~~!
と決心してから改めて気づかされる「まんが日本の歴史シリーズ」の偉大さ。
圧倒的カバー率…。
あと「こういうの子供向けでしょ?」と侮る方もいるかもしれませんが、
高校の山川の教科書にも載ってないような人物・事件が出てたりするのですよ。
(かといって試験に出ないわけでもない、あった方がいい知識)
全巻買うと2万円弱という教材としてはなかなかのお値段なんですが、
しっかり年代分けされてるので、苦手な単元やややこしい時代のところだけ買うのもいいです。
平安時代
応天の門
平安時代、菅原道真と在原業平の話。
平家物語
平清盛全盛期~平家滅亡まで。
大コマでめちゃくちゃ読みやすい。さすがは横山光輝せんせい…。
あとがきで横山せんせいが「古典に詳しくないので学ぶことが多かった」など自作を振り返ってるんだけど
一番苦労したのは名前である。みんな一字もらって名を付けているため似たような名前で、常に出てくる人物ならば覚えやすいのだが、たまに出てくると混乱する。
清盛の兄弟は経盛、教盛、頼盛などがあり、子供に重盛、基盛、宗盛、知盛など、さらに孫には維盛、資盛と出てきては、途中でこれは弟か、子か、孫か、誰の子かと戸惑い、系図に目を通して確認しながら絵にしなければならなかった。
というところで「先生~~~~~~ッ」と思いました。
ほんまそれ
室町時代
新九郎、奔る!
メインストリームさえ追えていれば(奈良時代は天皇家、平安は藤原の一族など)なんとかなっていたのが、だんだん横に広がりだす。
応仁の乱でどばっと増えた歴史上の人物を、なんとか把握できたのはこの漫画のおかげ。
パトレイバーの作家なので面白くないわけがない。
江戸時代
天地明察
江戸時代、日本独自の暦づくりの話。
明治時代
ふしぎの国のバード
明治時代。イザベラ・バードの日本紀行。
ニュクスの角灯
明治時代。学も才もない女の子が古道具屋に雇われて、ふしぎなものをたくさん見る話。今ではごく普通に使っている渡来品がどのように日本にやってきたか、そのときの皆の反応はどうだったか、洋服はどのように広まっていったか、文化がまざっていく様が抜群に面白いストーリーと絡んでぐいぐい読める。芸術史に興味のある人にもおススメ。
日に流れて橋に行く
明治44年。呉服店の話。
世界史はまたそのうち追加します。ヒストリエ、ヴィンランド・サガなどを追加していく予定。
世界史関連の歴史マンガ(時系列)
ヒストリエ
紀元前のギリシャ。既刊10巻。
ヴィンランド・サガ
11世紀の北ヨーロッパ。バイキングの話。既刊21巻。
狼の口 ヴォルフスムント
14世紀のアルプス地方(スイス)が舞台。全8巻。
チェーザレ
15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。既刊11巻。
テンジュの国
18世紀のチベット。チベットでの日常生活など。
乙嫁語り
19世紀後半の中央アジア。既刊11巻。
エマ
19世紀末のイギリス、ヴィクトリア朝。全10巻。
こっそり追加していく予定です。