というわけで、前回のロロのお芝居を観て以来、
高校演劇って結構面白いのでは…?
と思って色々調べてみた。
HPを調べると、全国大会は長野県で夏にやる様子。
いけます✨✨ と思ってスケジュールを取ろうと思った矢先にふと浮かんだ疑問。
(高校生の部活だよ? ほんとに面白い………?)
それな。うん。
確かに学生さんがやるものの大体は、あんまり面白くないです。
観ててこう、耐えきれなくなってぐにょーんと体をねじりたくなったりもします。
私は映画が好きなので自主制作の映画も割に観ますが、
映画サークルの方々の作品に大体に共通する
「痛ましさ、世界の終わりって言いたさ、台詞の聞き取れなさ」
は人の精神をめっこめこにします。
特に3番目。
聞き取れなかったらもうそこでコミュニケーション終わりなので、
映画の最中に急に激暇になります。
いや。ちがう。こういう話がしたかったんじゃない。
素人モノも面白いよ、の例えが出したかったのに思わず威勢のいい呪詛が飛び出てしまった。
(あと自主制作でもオールタイム・ベストに入るくらい面白い映画はあるよ!!)
素人がやってるけど最高のエンタメだな、と思ったのはM-1の予選の方です。
ちがうよ、TVで本番当日の夕方にやってるやつじゃないよ。
敗者復活戦みたいなスター揃いの話じゃないよ。
M-1ってそもそも誰でもエントリーできるって知ってました?
プロ漫才師のコンテストと思いきや、ほんと誰でも出られるんですよね。
たまにイキった人がちょけて「俺M-1出ようかな~!」みたいなことを言うたびに
「これは笑顔の練習🙂🙂🙂!」
って思いながら微笑んだりしてる人はご存知かとは思います。お互い強く生きてこうな。
で、そんなM-1の地方予選では素人の方々の漫才がめちゃくちゃ見られます。
日にもよりますが、私が行った時はアマ9:プロ1ぐらいの割合でした。
最初はお茶の間気分で眺めてたけど、
普段テレビで見ている漫才とはもうね、緊張感が格段に違うことに気づきました。
見るたびぎゅっとするのが以下のパターン。
・ド緊張しているので第一声が出ない
・台本を覚えてないorど忘れで急に黙る
・ウケないとどんどん失速して小声になっていく
ほんと思わず(頑張って!!!)ってお祈りしちゃう。
そんな手に汗握る数分間が何十回でも楽しめるし、
とにかくぽんぽんテンポよく袖から飛び出してくるので、
笑ったり緊張したりお祈りしたりで終わる頃にはグッタリ、
入場料は500円ポッキリ、
これは行くしかない!!!
って今気づいたけど、高校演劇を観に行こうという話をするはずだったね…。
なぜささやかな疑問にセルフ反論するべく
M-1の予選を力いっぱいプレゼンするという徒労を………。
……たぶん次回に続きます…。
なお、私が行った時のM-1の予選は大阪と東京で開催されていて、
秋頃に告知が出ていたので
もし見たいな〜、と思った方は夏以降に検索かけてみて下さい。
私も今年は見に行く予定です!
出典:
M-1の予選について: https://www.m-1gp.com/entry/index.html (M-12017エントリー情報)
高校演劇大会のHP: http://koenkyo.org/