小中高ずっと本を読んできて、趣味の欄はまずはじめに「読書」と書く。
ところが、社会人になったら驚くほど本が読めない。趣味読書……だったはずなのに年間2冊くらいしか読めない。

金ならあるんや……
いまならハードカバーも臆せず買える。
でも、手が伸びない。最初の10ページくらいにしおりがはさまった文庫本が手元にむなしく増えていく。
昨今話題になった「社会人本が読めない問題」ですが、読書好きが読書ペースを取り戻すのに役に立ったKindleUnlimitedについて今日はお話したい。
電子書籍というもの自体に抵抗のあるひと、ラインナップ微妙じゃないの? 大丈夫? と思っているひと、手軽に話題書読みたいんだけど、いちいち買って失敗するのが嫌なひと。
当てはまるかも……? という人にお送りする「使い方次第で頼れる第二の図書館になるKindleUnlimited」の話、始めていきます!
目次
電子書籍を読んで、感動することってある?
「やっぱり紙の本でないと」とよく聞きますし、私も正直「紙の本と電子書籍、読書体験として優れているのはどっちか?」と聞かれたら「ほぼ紙」と答えます。
だが電子書籍の強みは利便性とフットワークの軽さ。どこでも読める。こつこつ読める。暗いところでも読めるから寝しなの読書にもピッタリ。
ジャンルレスな本を雑多に読む人にこそ、Kindleなどの電子書籍をおすすめしたい。
きっかけは老眼(への恐れ)
私がそもそも紙の本から電子書籍に移行し始めたのは老眼きたら本読むのしんどそうじゃない? というところ。まわりにも読書好きが多いので「見えない、疲れて集中力が続かない、朝は無理、夜も無理、あと本が重いと腕が疲れる」という色んな愚痴を聞いていると、これは読書好きとして早めに対策をしておいたほうがいいかもしれない、と思ったんですよね。当時は読書ペースも落ちてきてたし、新しい刺激がほしいのもありました。
電子書籍ならコントラストを強めに! とかフォントをばかデカサイズに!! とかバックライトがんがん炊いて!!! とか力強いサポートが受けられそう。
電子書籍で本屋さんとは違う種類の本と出会えたらラッキーかも、という期待は後日割と叶うことになります。
Kindle Unlimitedで実際に読んでるジャンル・本
まえがきはいい! 実際どんな本が読めるんだ! 読んでるんだ!! ということで、本題に入っていきます。
私が実際に読んだ本の中から「これはこのタイミングでKindleUnlimitedで読めてよかった」と思ったもの。
先程も話した通り、KindleUnlimitedのラインナップで激推ししたいのが、小さな興味を満たすフットワーク軽めな読書。
ちょっとこの分野興味あるけど買うまではいかないな…本屋で立ち読みするほどでもないし……というものこそKindleUnlimitedで読みましょう!
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おすすめジャンル①実用書
レシピ
毎日の献立はレシピサイトを実際探すとしても、レシピ本で美味しそうな写真つきレシピをぱらぱらめくって「週末これ作ろうかな~」と考える時間はたのしい。あと特集本を読むと流行りのレシピにまとめてアクセスできるのも魅力。「電子レンジおてがる調理」「せいろ蒸しレシピ」「電気圧力鍋レシピ」「さっと作れるおつまみレシピ」などなど。一冊一冊本を買って、あるいは図書館で借りてきてという労力を考えると、自宅で興味のわいたタイミングでいつでもレシピ探索ができるのは電子書籍ならではで良い。あと「買うほどじゃないんだよな~」もKindleUnlimitedならサブスクなので読み放題。
私が電気圧力鍋を買ったときに実際読んだレシピがこれ。
新しい調理家電買ったから、これ専用のレシピ読みたい! と思って探すと大体KindleUnlimitedに入ってる。
掃除・整理・収納本
本気でハウツーを知りたいんじゃないんだ。
ただただモチベアップのためだけに読みたいんだ。
…という気持ちで本を手に取ることないですか?
掃除のやる気が起きないけど、時短で楽なのがあるならやろうかな、とか
断捨離しないといけないのはわかってるんだけどめんどくさいとか、
そういうときに「どうにかこのぐずぐずマインドをぶっ飛ばしてくれ~」と思って手に取るのがこのあたりのジャンル。
個人的には引越しが近いので「収納とかしっかり考えたことないけれど、引越しのタイミングで腰据えて動線とか考えるのは良いのでは……?」と思ってアイデア探しで読んでいた。
旅行ガイド
紙の本を実際買って、現地をウロウロするのが楽しいじゃないか! という方。それもそう。
だけど、旅行計画をたてるときに並行で色々読んでおいて、現地はスマホのKindleで気になるところだけチェックというのも便利でいいのですよ。
ただでさえ荷物のかさばる旅行中、片手でばばばと調べられたら楽だし、お土産用にスペースも節約できる。
あとガイド本は2,3年前のものだと情報が古くて使えない部分が出てきますけど、サブスクだったら行きたいタイミングで最新のものが読めるのがイイ。
おすすめジャンル②小説
おいおい実用書って……そんなものは読書に数えませんから!!! という方。大丈夫です。小説もおすすめあります。
実際読んでよかったもののなかからいくつか紹介します。
私は歴史も勉強しているんですが(歴検日本史と世界史1級持ち)、藤原道長の兄二人と父兼家の名前がどーーーーしても覚えられなくて「いいかんじの小説ないかな??」と思って読んだのがこれ。
ちなみに大河ドラマ化する前にうまいこと予習できたので、大河も楽しく見られました。
「歴史を学ぶのに歴史小説を読む」という行為は全くおすすめしないので、あくまで「人物名に親しむ&あとはエンタメと割り切る」くらいの姿勢で読むのがいいと思います。
この永井路子という作家さんは古代~近世くらいまでの歴史小説をたくさん書いていたので、Unlimitedに入ってるものは大体読みました。
確か「藤原道長」で検索かけて発見して、Unlimitedに入ってたので読んだんですよね。サブスクで読めるなら読むか~と思って読んだら面白くて、その後しばらく著作探して読んでたので、電子書籍ならではの出会い方だったと思います。
冒頭で「電子書籍と紙の本で読書体験として上なのは紙の本」と言っておいてなんなんですけど、ほんとうに面白い本は電子も紙も関係ないんだな、と思ったのがこの本。
Kindleで夢中になって読んで、あまりにへんてこで面白いので周りの色んな人にあらすじ伝えて勧めて、私の拙いあらすじではみんなに「は?」という顔をされて終わっただけという苦い思い出もありますが。
せっかくなのでここまで記事読んでくれた人、未読だったら読んでみてください。
これ全3巻のシリーズもので、1巻目だけたまたまKindleUnlimitedに期間限定で入ってて、あまりによかったので続きは紙の本で読んだんですけど、なんだかんだ一番面白かったのは電子書籍で読んだ1巻だったので「ストーリー物もいけるんだ、うれしい」と思ってこれ以降歴史小説以外の読み物もたくさん読むようになりました。
うすーい興味で新書が手に取れるのもKindleUnlimitedというサブスクならではの魅力。
やっぱり歴史寄りの見方をしてしまうので「室町時代の平均寿命は◯◯歳」など書かれているのが面白かった。
期間限定でさまざまな本がラインナップに加わるので、KindleUnlimitedのカタログページを暇なとき眺めるのが最近では癒やしの時間です。
本屋さんや図書館に行って書架を見て回るのとは違う面白さがあります。
おすすめジャンル③マンガ
つかれた、なーんもやる気が起きない。マンガくらいしか読む気にならない。
とか
なんか無性にマンガが読みたい! 夜中なのに急に! 夜中だからこそ!!
みたいなときありませんか?
あとなんていうんすかね……ちょっとだけエロいもの読みたい、いや全然買うほどじゃないし、きょ、興味なんてないし、あればちょっと読もっかなってだけだし! みたいなときにもサブスク便利。
賢者タイムの「私は一体なにを……」みたいな波の引き方にも耐えうるのがKindleUnlimited。
アニメ化したものや話題のコミックを1~3巻までとか1~5巻までとかまとめて読めることが多いので、アニメ面白かったから原作ちょっとだけ読もうかな~と言う人にもおすすめ。
あと歴史歴史言ってしつこくてごめんね、ではありますが、歴史マンガがUnlimitedで読めます。
マンガでさくさく読めるならちょっと歴史勉強し直してみようかな、なんてお思いの方! どうですか!
歴史を多少知っているとエンタメがもっと楽しくなりますよ!!
まずはマンガから!
おすすめジャンル④資格対策
TOEICとか簿記とかみんなが挑戦しがちな資格系、KindleUnlimitedに結構たくさん入ってます。
勉強は紙の本でやりたいな…という方。とりあえずKindleUnlimitedに入っているテキストをいろいろ読んでみて、
気に入ったら紙でも買って「家では座学でゆっくり」「通勤のときはスマホで読み進める」みたいな使い分けもありですよ。
ラインナップにあるものでハマるものがなかったら本屋で探しましょう。
一点だけ、勉強系テキストをKindleUnlimitedで探すときに注意してほしいことがあります。
Kindleには個人が出版したテキストも多く含まれています。もちろん優れたテキストもたくさんありますが、やっぱり編集の手を通っていないので誤字脱字がある・そもそも内容が間違っている、なんてこともあります。
表紙で大体わかったりしますが、レビューの星の数も気にしつつ、出版社どこかな? とチェックしておくとより安心です。
読書好きが「Kindle Unlimited」を導入してどうなったか
さて、おすすめを色々見てもらいましたが、ここからはKindleUnlimitedでいかに読書量が上がったかの話。
年間100冊読むほどにペースアップした理由
読むジャンルが広がったのはKindleUnlimitedのおかげ。
新書などあまり手に取らなかったジャンルもタイトルだけでホイホイ読むようになったし、一旦興味の幅が広がると「本屋でもっと似たような本探してみようかな」と新しい行動のきっかけになりました。
あと英語の多読にもすごくよかった。
よく英語力をつけるには多読! なんて言われますけど、ペーパーバックなんて古本でもハイペースで買ってたら破産しちゃうし、そもそも1冊読むだけで上半期終わることあるし、どう付き合えばいいかわからん!! と思ってたんですけど、英語の絵本あたりから多読を始めると結構抵抗なく読めました。1冊1冊が薄いからすぐ読めて達成感がどんどん出るし、英語の多読はKindleUnlimitedなどのサブスクでやるのが本当におすすめ。
Kindle Unlimitedがなぜ効率を上げたのか?
人類、「期間限定」という言葉に弱くないですか?
KindleUnlimitedは「限定!」とうたわないものの、一瞬だけラインナップに入っていたのにいつの間にか外れてる、なんて本がざらにあります。
あと無限に読めるわけじゃなくて、ラインナップの中から「貸出」として20冊。上限に達すると「なにか返却してから借りてね」という感じになります。
もちろんKindleUnlimitedの中でデジタル積読が発生することもあるんですが、じゃあ頑張ってこれ読んじゃお! 次いつ読めるかわからないし! みたいな感じで(やや不毛ですが)読書が進むということもありました。
コスパは本当にいいのか?月980円の価値を考える
文庫の値段も上がってきましたし、月980円も払ったら、文庫が2冊買えちゃうよ! なんて時代じゃなくなってしまいましたね……。
さてここではコスパについて考えていきます。
月に何冊読めば元が取れる?
私がここまで紹介した本をさかのぼってもらうと値段が書いてあるんですが、ムック系は大概1000円オーバーなんですよね。
ということで、月に1冊でもこのあたりをパラパラと読んだらもうその時点でもとが取れます。
「でも毎月なにかに興味をもって実用書系を探すなんてないかもしれないし……」という人は、ぜひ月刊誌を読んでほしい。
ひとつ決めておくと確実に毎月出るし、これで大体月額分は読めるので、あとはのんびりカタログをみて、興味のあるものを読んでいくのがいいと思います。
雑誌って新しい情報がたくさん載ってるから知識のアップデートには役立つけど、すぐ古くなるから買ってもどのみち早めに処分しちゃうんですよね。
もちろん推しがのってたり、連載の小説を読んでたり、部分的に手元に置くものはあるかもしれませんが。
なのでかさばる雑誌は電子書籍で毎月読むことに決めています。
読まなきゃ損?積読OK?なゆるい使い方でも大丈夫
たとえばジムに月額会費を払って通うことにして、サボり神に憑かれて1ヶ月休むとするじゃないですか。
そうなると、先月分を取り戻すくらいがんばるぞ! みたいなことって難しいと思うんですよね。
そもそもある程度サボり体質だからこそこうなっちゃったわけだし。
エンタメ系のサブスクも
「なんか気乗りがしないから1ヶ月ろくに読まなかったな」
というのは普通にありえると思うんですけど、なんせ980円。
先月0だったら今月雑誌を2冊めくったらもうそれでOKなので「とりかえすぞー!」が結構らくちん。
と言っても何ヶ月も肥やしになっちゃうようならきっと向いてないので、数ヶ月でいったんラインは引きましょうね!
KindleUnlimitedのサブスク解約、ほかの独立エンタメ系サービスと違って「ちょっとは引き止めてよ……」と思うくらいアッサリ停止できるのでしっかり見直しましょう!
Unlimitedだけじゃない!Send to Kindleのすすめ
自炊したPDFを送って読む方法
ここからはちょっとおまけ。電子書籍を自炊している人には言わずもがなかもしれませんが、あなたの自炊(※スキャナで読み込むなどして紙の本を電書化すること)した本、Kindleで読めます。
Send to Kindleで検索してもらうとページに行き着くかと思いますが、PCや色んなデバイス経由でPDFなどのファイルをKindleに送れます!

自作のレシピノート・語学教材・メモ帳など、読めるファイルならなんでもいいのよ
おじいちゃんが自費出版したスーパー分厚い自伝(途中脈絡なく俳句集が始まる)なども、スキャンさえすればなんとKindleで読めちゃう!
あと自分でエクセルにまとめた単語リストをPDFにしてKindleに入れておけば、寝しなにちょっと復習して効率のいい勉強ができたり。
絶対に有料のサブスクに入らないと使えない、というものではないことも是非知っておいてください。
さらに読書生活が快適になるおすすめアイテム
スマホでも読めるけど…やっぱりPaperwhite便利
冒頭で「老眼こわくて電子書籍に移行し始めた」とは言ったものの、
結局読書の一番の敵ってスマホじゃないですか?
スマホでSNSみて毎日たっぷり時間を溶かしたりもすることもあった私が(今もたまにやるけど)スマホと決別するために購入したのがKindlePaperWhite。
私、ipad持ってるんです。スマホもある。だからKindleは最初タブレットで利用してたんですけど、タブレットってなんでもできちゃうんですよね。
ちょっと調べ物、と思ってSNSを開いたらそれで終わり。気がつけば3時。読書のための時間がまた回遊で終わってしまった。
KindlePaperWhiteのいいところは、読書専用機、それ以外は何もできません! というところ。
それしかできないから充電も異様にもつし(毎日読んでても「前に充電したのいつだっけ……先々週……?」というくらいもつ)
暗いところで読めるのが最高。
いや寝しなのデバイス読書はあまりよろしくないと聞きますし、わかってはいるんですよ。
でも寝る前ってちょっとなにか読みたいじゃないですか。
ところが紙の本だとがっつり明かりをつけないと読めないし、そしたら目が覚めちゃうし
家族と一緒に寝てる人なんかは「明るくはできない……ぐぬぬ」なんて人も多いと思うんですよね。
寝る前って2,3行読んだらすっとまぶたがおりてくることもあるんですけど、暗くてもボタンひとつで起動して、またボタンひとつですっとオフできるKindlePaperWhiteはやっぱり便利。
これのおかげでスマホは充電器にさして遠ざけておいて、ベッドに持ち込むのはKindleデバイスだけ!
寝しなと起きしなに読むのが楽しみ、というゆたかなベッドライフを送っています。
読書環境系グッズ、こんなのもあるよ
あとこれはもう電子書籍とかKindleUnlimitedとか全然関係ないんですが、どうしても紙の本を寝るとき読みたい。明かりをつけたくない。という時に使っている読書灯(?)がこちら。
暗がりで使ってるときの見た目のインパクトがすごいので、一緒に寝る人・寝るねこちゃんに驚かれないように気をつけて使ってください。
災害あったときの非常用ライトとしても便利そうだし、まあいっか! と思って買いました。たまに使ってます。
登録は簡単
Kindle Unlimitedの登録方法と30日無料体験の案内
Kindle Unlimitedは初回登録なら30日間無料体験できます。
いつでもキャンセルできるので、「ちょっと使ってみて、合わなければやめる」のも大丈夫。
登録は簡単で、AmazonアカウントがあればOK。
特別な端末も必要なくて、スマホやPCでもすぐに読書を始められます。
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無料期間が終わると月額980円になりますが、継続するかどうかは期間内に判断すればOKです。

いい本が見つかりますように!
おわりに
というわけで、私のお気に入りのサブスクKindleUnlimitedのよもやま話でした。
電子書籍、本棚に並べて背表紙を鑑賞したりはできないから「手持ちの電子本をいかに可視化・把握するか」みたいな話は次回やりたい。
KindleUnlimited、掘り出し物をみつける喜びもあるので、面白い本があったら是非おしえてください。
おしまい