気が付いたら世界は海の底に沈んでいて、
どういうわけだか一人で板切れにしがみついて漂流することになった。
唯一持っていたフックで漂流する板きれや葉っぱを集めて
魚を釣り、海水を飲み水に変え、筏を補強してなんとか生きていく。
Raftは過酷な海に板切れ一枚、フックひとつで放り出される
サバイバルゲームです。
食料確保など生きるのに必死の最序盤、
そして流れ着いたもので筏を大きくしていく前半部、
たのしい。めちゃくちゃたのしい。
そしてめちゃくちゃよく死ぬ。
たまたま流れ着いた無人島で木を切ってたら筏が流されて
もうどう泳いでも絶対追いつけない死や
あれ、筏の近くを泳いでるつもりが私は今どこに?
探しているうちに鮫と出会って死、そして
何をどうしていいかわからないからずっと筏の上で怯えて
波をかぶっていたら、空腹と水不足でゆるやかに死
など、本当に死が間近。
真にせまった独自の死に方をたくさん体験できるだけでも
たいへんおススメのゲームなのですが。
そこは人間、というかゲーマー。
できれば死にたくない。
楽しく暮らして魚を釣り、芋など焼いて浮かれて過ごしたい。
というわけで海上でぼんやり平和に漂流するためのヒントをたくさん集めました。
「めちゃくちゃ死ぬやん」の呪詛がつよすぎて書き出しが長くなってすみませんでした。
いつもみたいに多めに行間とって書くので
好きな小ネタだけ拾って読んでってください。
では目次からどうぞ~。
メインストーリーは徹頭徹尾ネタバレなので
続編に書きますよ。いつだろうね。書きますよ。
目次
まずはフックで色々集めよう
自分の周りを漂流物が流れていきます。
フックを使ってかき集めよう。
板切れ、葉っぱ、樽、プラスチックごみ。
人間「起きて半畳寝て一畳」とは申しますが、
さすがに筏のスペースが狭すぎるので
資材を集めて筏を広くしてゆきます。
勇気を出して海に飛び込もう(できればやりたくない)
大きい樽がどんぶらこ、あるいは通販で2万くらいしそうな高級箪笥がどんぶらこ。
「フックが届かねえ、このままじゃ流れていってしまう…!」
という時、海に飛び込んで泳いで取りにいきましょう。
だいたいクロールの2かき目くらいで鮫に追突されますが、
目標物に生きてたどりつくぐらいはできます。
問題は帰り道。
振り返ると筏がびっくりするくらい遠くにありますし、
なんだったら完全に見失っている場合もあります。
根性でたどりつけたらラッキー。
大体は鮫に嬲られて死ぬか、あえて深いところにもぐって溺れ死ぬかの2択です。
リアル苦悶の声
今までいろんなゲームをやってきましたが、
「苦しそうなうめき声」を最も多く耳にするのがRaftだと思います。
おかげで「無理はよそう」とプレイヤーに自制を促すという
謎のゲームデザインです。
この単元で私が言いたいのは「泳ぐときは気を付けて」です。
回収ネット作ろう回収ネットだいすき
目の前の木の破片を必死にフックでかき集めている隙に、背後を樽が無情に流れていく。
海上は孤独な闘い。
目を皿のようにして水面を見つめていても、色んなものを取り逃します。
それはマルチプレイで2人でやっていても同じ。
なんだったら「なんで取らないんだ」「お前の方が近かっただろ」と
醜いケンカが始まって空腹ゲージがむなしく進みます。
そんなあなたに!!
回収ネットの制作をおすすめします。
プレイヤーが寝てようがよそを向いてようが、
近くに流れてきた漂流物をキャッチしておいてくれるありがたーいネット。
しかもメンテいらずで、一度作ると一生使えます。だいすき。
ただし、鮫は端っこからかじる習性があるので、
筏の周辺に網をセットするとかじられてなくなってしまいます。
床材よりコストがかかってるのでこれが痛い。
スクショのように一枚外側に板を張っておくのがおすすめです。
リサーチテーブルつくろう埋めよう
海上サバイバルの知恵は自分でひらめくしかないのです。
クラフトでリサーチテーブルを作って、
素材を吟味して考えよう。
飲み水の確保、魚の釣り方、ぜんぶここでひらめきます。
狭い筏にこれを設置すると
筏が急にドラえもんのタイムマシンみたいになります。
助けてドラえもん。とりあえず「とりよせバッグ」であの樽取ってきて。
リサーチしたいものを枠内に入れて、右下のResearchのところをクリックすればOK。
(リサーチ済のものはResearched、リサーチできないものは赤字で表示されます)
飲み水作ろう
まずはコップを作りまして、これに海水を汲みます。
(水際に行くとEで汲める)
そしてこの浄水装置に海水をセットします。
無人島に泳ぎに行って帰ってこれなくなってリスポンした姉がすぐ横に倒れていますが
気にしなくて大丈夫です。
木をくべて火を焚かないと浄水できないので、Eボタンで板切れを追加するのをお忘れなく。
食べ物たべよう
気がついたら空腹で餓死寸前になってるので、とりあえず何か食べよう。
最序盤で食べるものといったら、樽に偶然入っていたジャガイモや赤い実(名前忘れた)くらいですが、
生食より火を通して食べたほうがちょっと満腹感がある気がする。
ゆうても「ハッ餓死寸前!!」みたいな気づき方しかしないと思うので、
大体生食でムシャア…です。
お腹の強い子に産んでくれてありがとうお母さん。
リサーチが進むと、釣り竿で小魚を釣ったりできるようになりますが、
これも火を通したほうが無難。
勢いで生食すると激しく喉が渇きます。
餓死寸前からの激しい喉の渇きという地獄の往復運動です。
ちなみに海水もそのまま飲むと逆にめちゃくちゃ喉が渇くので
うっかりそのまま飲まないように気を付けよう。
SAND・CRAY・ジャンク・鉱石の場所
リサーチテーブルで研究を進めると
「素材…素材をくれ!!!」となりますよね。
砂とか鉱石はどこにあるの?
漂流している筏のクーラーボックスから偶然見つけるしかないの?
実は海の底に落ちてます。
無人島にたどりついたら、浅瀬を中心にもぐってみましょう。
海底に落ちているものはフックで採取します。
砂を……フックで……??
というモヤモヤは海に捨てましょう。
鉱石類は岩壁にへばりついているので、これもフックで採取します。
無心で潜るために作っておきたいもの
サメのエサをつくろう
海底に落ちているものを潜って採取していると、鮫にひたすらストーキングされます。
憎い。
というわけでサメのエサを囮にして、心穏やかに潜ろう。
ふつうの釣り竿で釣ろう
サメのエサに必要な小魚は、ふつうの釣り竿の方がよくかかります。
左の方。
ゲームが進むと、葉っぱがダダ余りしてくると思うので、
ロープをこさえてガンガン消化できるのも嬉しい。
サメのエサができたら、自分の潜りたい浅瀬にぺっと投げます。
ちゃんと振りかぶって遠くに投げないと、鮫が食いつけないので気を付けましょう。
炉つくろ
レンガ作って乾かそう。
スクショが暗くてごめんなさいね。
現実でもゲームでも寝るタイミングを見失うのです。
筏の端に置くと波をかぶってびちょびちょになってそうですが、いつのまにか乾くので大丈夫。
炉を作ってインゴット製作に着手するとどのゲームも文明開化の音がしますよね。
このあたりがいつも楽しい。
育てよう
樽に偶然入っているジャガイモで食いつなぐ、という一か八か生活にさよならを。
研究が進めば、色んなサイズのプランターを作れるようになります。
好きな植物はだんぜんスイカ。
急な喉の渇きを何度救われたことか…。
大きめの島を探索する時は水分補給が結構難しかったりするのですが、
持ち物袋にスイカが20玉入ってると安心します。
カモメしんどい
そんな安心確実のスイカ20玉生活を邪魔するのがカモメです。
鳥の巣をクラフトして放置しておくと、いつのまにかちょこんと居座ってたりする可愛いやつなんですが
作物を育て始めると急にブチ切れて数分に一回作物に突撃してきます。
対策としては、カカシをたくさん作ってプランターの周りに設置する、
もしくは……
弓矢で一撃で倒せて、鳥肉が手に入ったりするんですよね。
よく狙おう。ごめんな鳥。
エンジン進まない問題(エンジンは二個作ろう)
研究が進むと、エンジンを作れるようになります。
エンジンは筏の端に設置できるのですが、1個だけ設置してもまっすぐ進まないので
最低2個作りましょう。
私は最初角に一個だけ作ってえんえん旋回していました。
呪われたのかと思った。
バッテリー節電。いるときだけつけよう。
レシーバーはずっとスイッチオンのまま使っているとすぐバッテリーがなくなるので、
たまに方向確認する時だけオンにしましょう。
レシーバーとアンテナを作って「いよいよストーリーを進めるぞ…!!」という決心からの
レシーバーとアンテナ設置難しすぎ問題にぶち当たる同志へ:
"raft antenna and receiver placement"
あたりを検索窓に入れて画像検索すると色々でてくるよ。
弓矢は回収できるぞ
エイムに難ありなので、弓や遠距離武器が苦手です。
スコープつけて精度の高いヘッドショットを狙うことなどハナから諦めて
ロケットランチャーで諸共粉砕するゲーマー人生を送る人間にとって、
Raftの弓もできたら見なかったことにしたい武器。
だがしかし。Raftの弓は攻撃力も高いし、何より矢が消耗品じゃないのが魅力です。
敵(的)に当たった弓矢は、最終的に敵を倒したら回収できます。
ストーリー中盤にでてくるとにかくでかいアレなどは
弓以外で倒すのは難しいのではないだろうか。
というわけで、ちょくちょく練習しておきましょう。
イノシシは水際で戦おう
大きい方の無人島で最初に戦う敵、イノシシ。
とにかくひたすら突進してくるめんどくさい敵ですが、水辺で戦うと簡単に倒せます。
水辺におびき寄せて、突進してきたら海にもぐります。
イノシシが水辺でまごついている間に2回くらいアタックできるので、
これを数回繰り返せば難なく倒せます。
深く水に潜りすぎると鮫にかじられるし、
鳥が上空から石を落としてくることもありますが、
そんなチームプレーなかなか決まらないから大丈夫。
倒したら生肉や皮が手に入ります。
頭装備はその場で捨てる蛮族スタイルです。
番外編
ゲーム酔い対策
序盤は友達とマルチプレイで遊んでたんですが、
友達のゲーム酔いがひどくて集まっても1時間くらいで解散していました。
私はゲーム酔いの経験がないのでわかりませんが、
酔いやすい人にとってはRaftは
筏が波に揺れるせいで船酔い&画面酔い
のダブルパンチのようです。
不安な人はYouTube等でプレイ動画を見て確認を…と言いたいところですが、
自分で実際操作しないとわからないもんですよね。
ちなみに酔いのひどい私の友達は
・全画面でプレイするのをやめて、ウィンドウを少し小さくする
・ディスプレイから少し離れる
・部屋を明るくする
などの対策ですっかり元気になって酔わずにプレイしていました。
その時参考にしたサイトがコチラ。
その他、「ゲーム酔い」で検索すると色々でてきます。
マルチプレイできない問題
ゲームのメインタイトル画面から選べるJOINですが、
私と友達がオンラインマルチをやろうと思ったときは、
全然ここに出てこなかったんですよね。
どうやら友達が隠れログインにしていたからうまくいかなかったかも??? という感じですが、
結局何が直接原因だったのかわかっていません。
Steam上では既にフレンドになっていたので、
ゲームを始めてShift+Tabで出てくるフレンド欄から直接呼出しして合流しました。
終わりに
というわけで、Raft(update13)イージーモードを40時間くらいでストーリーを最後まで進めて遊んだ話でした。
ストーリーを進めると新しい装置が作れるようになって生活は便利になるのですが、
立て続けにストーリーをやると結構心がしんどくなるので
もっとゆっくり進めてもよかったかもしれない。
メインストーリーの進め方は次回また書きます。
「はよ書いて」と思った方は強めに念じてください。
おしまい。